耐震構造に問題あり?な住宅に住んでいた?[其の一]
リハビリ中の身である私。
そうそう毎日楽しい事が起きる訳でもなくネタもそうそうない。
という訳で若き日の自分を回想してみる事にする。
名づけて(リハビリ中のSere@Hiro昔を振り返る vol.1)
そう。あれは一人暮らしを始めた時に住んでいたアパート。
今考えれば、耐震構造もへったくれもなかった・・・・・気がする。
当時22歳になった私は、念願の実家からの独立をした。
今思い返せば念願という言葉が正しいかもしれないが
多分当時は家から追い出されたというのが、正しいかもしれない。
そりゃそうだ。成人になった男というものは独立するのが当たり前と、小さい頃から
言われていたし・・・・
当時の給料が手取りで20万を切るぐらい。
経費に割り当てる家賃というものは所得の四分の一。
という事は、一ヶ月4-5万円ぐらい。
そんな低予算で探せる賃貸物件なんてたかが知れてる。
ただ、当時世間というモノをほとんど知らなかった私は、住むところのイメージは
オートロックなセキュリティを抜け、エレベータを上がると、
日当たり良好な開放感のあるフローリングのフロア
そしてユニットバスな部屋を探していた。
かなり真剣に・・・月4-5万円で・・・。
そんな夢みたいな部屋はそうそう見つかる訳もなく、一ヶ月位不動産めぐりをしていた。
ある時、不動産から予算にある物件がみつかったと紹介された物件は、2Kの大きさだという。
トレンディードラマに登場するようなイメージからは程遠い、どちらかというと
名曲「神田川」にでてきそうな玄関開けたらすぐキッチンではなくって台所。
たてつけ悪くてかってにオートロックなドア。
確かに英語ではフローリングかもしれないけどどうみたって[板間]な木製の床。
そして、もう一部屋は当然[畳]
6畳2間の家賃3.8万円。当然風呂はなし。
なんといっても建物名がすごい。
ふつう20代の若者が住むワンルームマンションといえば
「○○レジデンス」とか「サンローゼ■■」とか
せめて「メゾンド○○」だろ・・・・
紹介されたアパートの名前は「田中荘」
荘って・・・そうって・・・・(築25年)
ガーン。世間はなぜこんなにも私に冷たい仕打ちをするのか・・・(意味不明)
今の私にはこのくらいがお似合いだというのか・・・・
気づいたら、不動産屋にブツブツ文句を言っている私がいた。
そんな文句を不動産屋は聞いてないフリをして・・・・[予算と広さを考えるとこんな感じですかね~]と
つぶやいたのを覚えている。
帰りの車の中で「せっせめて風呂ぐらいついてば、なんとかねぇ」なーんて心にもない
愛想を振りまいてその場を後にした。
後日その一言がとんでもない事態を招くことなどこの時は知る由もなかった。
・・・・いつかに続く(リハビリ中のSere@Hiro昔を振り返る vol.1)