セレと釣堀
○ヶ谷が明日で最後の日の出来事。
天気もよかったので、ちょっぴり会社を抜け出して、釣堀に行こうと同僚と駅前の釣堀へ
実はこの場所は、山の手線内では、数少ない野外の釣堀。
2年前からいつかは来てみようと思っていたけど、気づいたら
全然来るタイミングがなくって、あっと言う間に引越しになってしまった。
どうせ、今日はやる事もないし、たまにはのんびりしちゃぇーってことでやってきました。
いつも、目の前を過ぎるだけの看板を目指して.....(っていうか正式名称は今日初めて知った...)
カメもいたんかい......。
金魚も売ってる。
ちなみにここは、普通に犬OK。
愛犬と一緒に釣堀に来る人もたまにいるみたい。
まあ、人間と一緒にぼぉ~っと過ごしてくれないと大変だろうけど...
これから、何するんだかさっぱり分からないセレ。とりあえずひなたぼっこ。
この釣堀は、鯉と鮒が釣れるらしい。
練餌に興味深々なセレ(ほっとけば食べる勢い!おいしそうなのか?)
鯉が跳ねるたびに、初めての光景からか、食い入るように水を覗き込む。
鯉が釣れた時などは、初めて見る魚に興味深々。
釣りをしている最中にセレに気づいた叔父さんが微笑みながら近づいてきた。
この釣堀に通って20年の大御所。
釣り暦こそ10年の私だけど、その間に糸を垂らした回数はほんの数回。
浮の見方からスポットを色々教えてくれたのだが、その間セレをとなでてる。
会話が途切れて、シーンとしているのだが、ずーっっとセレを撫でてニコニコしている。
挙句のはてには、セレと勝手に会話を始めた。
「君はどっからきたんだい?」
「うちのクロ(たぶんご自宅で飼われている犬の名前)と同じくらいかわいいなぁ」
当然、セレはそれに答えたかどうか不明だが、不思議そうにその叔父さんを眺めている。
結局その叔父さんは知り合いが来るまでの間、セレを30分ぐらい撫で続けていた。ある意味すごい。
ほんの一時間のつもりが、気づいたら三時間。
結局、私は一匹も釣れず、同僚が1匹という成果。
帰る時には、ナイター設備が灯り始めてました。
釣堀っていいかも。