医者vs 飼い主[動物病院との付き合い方を考える](PART1)
今日は、動物と共に生活しているオーナーの悩み話。
我家には猫(海兄:カイ)と犬(セレーノ妹)の2頭の家族がいる。
セレーノ妹は、今年で1歳と6ヶ月。
海兄は、相棒の連れ子で今年で11歳(詳しくはココ読んでください)になる。
杉並の阿佐ヶ谷にあるお医者さんがかかりつけで、今年で診てもらい続けて11年になる。
こう書くと、一つの動物病院で長く見てもらってるように感じるが、1歳未満で大病にかかり、
その前に診てもらった医者が続にいうヤブだったらしく、阿佐ヶ谷に落ち着くまでかなり苦労したと聞く。
阿佐ヶ谷の先生は、それはベテランな先生で私も何度か話をしてみた事があるが
先生という以前に、人間的に信用できるオーラがでている。
私は、セレーノが動物を飼うのが初めてで、それまで動物病院というものに全く縁がなかった。
なので動物病院の先生というのはこういうもんだとばかり思ってた。
動物病院には、大病を患う前に大したことない時(ワクチンや軽傷のとき)に
沢山いろんな動物病院通っておくのがよい。とだれからか聞いたが、最近とくにそう思う。
我家もセレーノが来てから色々な病院に行ってきた。1歳半にして5件。
通常の健康児にしては色々行っているほうなのだろうか?
最初は、子供の頃細いリードのせいで、咳をよくして病院にいった。
あとは頻尿気味になって病院にいった。
(これはオーナー側に責任があったのだが・・・)
あとは狂犬病の予防接種、ワクチン接種とこまめに病院を変えてみてもらった。
まだまだ、かかりつけと呼べる程病院と付き合う年数がたってないのであまり偉そうな事はいえないが、
たかだか5件の病院を回っただけで、こんなにも病院の生き物に対する考え方に違いがある事に、正直カルチャーショックを受けた。
最近は、先生一人の個人病院よりも、院長先生を筆頭にスタッフドクターが数人いる
結構な大所帯(大学病院は除く)の形式の病院が多くなっていると聞く。
最初にいった病院。後で知った事なのだが、ここは院長先生が結構有名らしく、
TVとかにもちょくちょく出ているらしい(私は見た事はないが・・・)
入り口に入るとドクターと看護士の写真が貼りだされていて、指名もできるシステムである。
この指名というもの一見よさそうに感じるが結構クセモノである。
人気のある先生にどんどん指名が入り、指名の無い先生はヒマである。
言い換えると同じ病院の中で、臨床の数にばらつきが出てくるのである。
これってどうなの?
しかもこの病院。私は特に良し悪しがわからなかったので特に指名をしなかったので
複数の先生に診てもらったのだが、ここで大問題!
毎回、先生が変わるたび言う事が違うのだ。予防接種の順番の説明も違えば治療方法も違う。
同じ病院なのに・・・・しかも他の先生の言った事について尋ねても、異論を述べる訳ではなく
あくまでも自分はこう思う的な説明しかしない。しかも全て可能性ベースの話で
言葉の最後には「そうかもかもしれないし、違うかもしれない」をつける。
おいおいどっちなんだよ?
(最近のビジネス教育のよくない傾向で、意見の違いを認め合いその上で合意点を探し出す
肯定的論理突破法のコーチングを中途半端に受けた生徒みたいなのだ。
注意:このコーチング方法を否定するつもりがない。が、これはあくまでもビジネス上で
物事を前に進める際に、自分の核とした理論をもっている前提で、解決させる為に有効な手段で、
あくまでも共通見解を見い出すプロセスをスムーズに行い、かつ鮮明に違いを出す行為であって、
ただ単に人の意見を否定しない事が良いわけではない。)
実際にあった例
セレがまだパピーで、頻尿ぎみになったとき、その病院で診てもらった時のこと。
尿検査をしただけでいきなり
医者:「脳の伝達障害かもしれない。要は脳の意識と行動がばらばらでおしっこをしたいのに出なかったり、
したくないと思っているのにおしっこをしてしまう事がある。」
私;「それって、どうやって調べる事ができるのか?」
医者:「脳波の検査で調べてわかるかもしれないし、わからないかもしれない。
脳波の検査はリスクが高いのでお勧めしない。でも治る確率はほとんどない。」
私:「えっ?じゃあどうやってその現象を確定するの?」
医者:「ええ、ですから可能性の話をしているんです。」
私:「はぁ?貴方はいったいだれですか?医者ですよね?
医者としてそういうレベルの話で片付けるんですか?」
医者:「えっ・・・(沈黙)」
で結局は、同じ病院の別の先生から、水を沢山飲ませすぎと怒られて、解決したのであった。
(我々が夏場にあまりにも水をのまなくて、おしっこがえらく濃くり心配であの手この手でセレに水を沢山のませたのが原因であった。
それ以降普通の生活に戻したら治った:後日談)
こんな病院ってどうなの?
この一件以来、この病院の診察券は、埃をかぶっている。。。。(続)
今日は午後から天気も良かったので、近所の公園でゆっくり散歩。
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