うわさには聞いていたけど、まさか自分達の
目の前でこんな事件がおきるとは。。。
※ご注意
今日のBLOGは私が体験した事実を書き綴っております。
びっくりするような内容かも知れませんが、決して他人事とは思わず読んでください。
先週、群馬県の某所に日帰りで出張をした時のこと・・・
場所が最寄の駅からかなり離れていた為に車で移動する事に。
結構緑豊かな場所に行くので、空き時間にセレが走り回れるかなぁ〜と
いう気持ちと、クライアントが動物大好きって事も手伝って
うちのセレーノと、一緒に行ったほかスタッフの
ダックス2頭が一緒に訪問することになった。
途中のS.A.で休憩をする事をしていた時のこと・・・
私はセレと、ダックスのオーナーさんは一頭を連れ
もう一頭は車中に留守番をさせる事にした。
(今考えれれば、色々事情があっての留守番だったのだが、無理矢理にでも2頭連れていくべきだった。)
トイレ&煙草休憩し時間も押していたので、大急ぎで車に戻りSAエリアを後にした。
そこで、信じられない事件が起きた。
車に戻り、車内を見渡すと助手席で留守番していたもうダックス君がいない。。。。
オーナーさんは、後ろの荷台で寝てるんだろうと(よく寝てるらしい)を車を発進させた。
もう一頭のダックスが荷台に移動した瞬間にいきなり泣き叫んだ。
何事かと思って急ブレーキを踏んで、すぐ荷台の様子をみると・・・
泣き叫んだダックスは尻尾を振っている。特に怪我をした様子はない。
が、しかし、留守番していたハズのもう一頭のダックスがいない。
そんなに大きくない荷台。いくら探してもいない!
やばい!ドアの開閉の最中にするりとおりて、どっかいってしまったか?と思った。
SAみたいな車通りの多い場所で、背の低いダックスがちょろちょろ走り回ってしまったら・・・
万一高速道路などに出てしまったら・・・
セレを抱え、急いで車を降りた。
幸い車2台で移動しており、6人の人手があったので手分けして所かまわず探した。
私はSAの出口。他の人はSAの入り口に急いで走っていき、とりあえず高速道路の出入口を塞ぎ
オーナーさんは管理事務所へ、他のスタッフは駐車場に止まっている車の下を一台一台覗く。
それぞれの周辺をくまなく探す。
SAなので犬も結構な数歩いている。しかもダックスが結構いる。
1時間近く探し続けただろうか・・・まったくもって何処にも車にいたハズのダックスがいない。
もしかして・・・嫌な情景が頭をよぎった。「連れ去られたのか?」
SA内のダックスの他の飼い主さんには大変申し訳ないのだが、連れているダックスに目が行ってしまう。
うーん。ドコにいってしまったのか?万一轢かれてたらどうしよう・・・
その間、オーナーさんが管理事務所に状況を説明した所、すぐに警察に連絡が入り事情徴収を受けていた。
警察の現場検証が始まった。
警察とのやり取りは以下のような内容だった。
1車を離れた時間は、15分程度。
2鍵は閉まっていた。
3車に戻った時、車内は特に荒らされた様子はない。
警察と管理事務所の見解は、車中から持ち去られた可能性が高いとの事。
えっ?だって鍵閉めたし、車はかなりセキュリティの高い独国製の車だし・・・
オーナーさんは何度も警察から鍵は確実に閉めたのか?と聞かれていた。
要は閉めたつもりになっていないか?ということである。
鍵穴が壊れている様子もないし、ましてや窓ガラスが割れていたりすることもない。
最近の車は、遠隔でボタンで容易に鍵をかける仕組みな事が多い。
そのせいで、オートロックがかかっているつもりでかかってない事が多いらしい。
そのせいで、かかっているはずの鍵がかかっておらず、ダックスが通りすがりの人に
連れ去られたのではないか?という見解だった。
・・・・・・。
言葉がでない。「連れ去られたかもしれない」
正直その言葉を聴くまでは、頭でイメージとして考えてはいたが
その可能性を改めて聞いた時、頭の中が真っ白になってしまった。
ここは東北地方に抜ける高速道路上である。
連れ去られたとしたら、誰が、何の為、何処に・・・・何故だ?
しかも、たった15分そこらで・・・
後々から聞いた話しだが、管理事務所の人は事情を聞いてすぐに警察に連絡をいれたそうである。
そうした理由は、SAでの車上荒らし、しかも留守番させている犬が盗まれるという話は、年々増えているそうである。
そして残念な事にそのほとんどは見つかる事もなく時が過ぎているらしい。
たしかに休憩している所からは見通しの悪い場所に駐車をしていたかもしれない。
鍵を絶対にかけたのか?といわれると全部のドアの開閉を確認したわけではない。
いつも全部のドアの開閉の確認をしているか?ほとんど確認はしていない。
しかし、この2つはついうっかりという場合や、どうしても停める場所が見つからないという事は
よくある話でもあったりする。
しかし、こういう事態に遭遇する事が、身の周りに起こるとは想定していなかった。
ただ、よくある話だからこそ、こういう事態に遭遇する可能性も高いはずである。
今まで偶々運よく、遭遇しなかっただけである。
セレを車中に置きっ放しにする事は我家ではほとんどない。ただほとんどである。
全くない訳ではない。これからは常にどんな時でもいかなる時でも、セレを車中に一人にする事は
やめようと誓った。たとえ1秒しか離れる事がなかったとしても・・・・
結局の所、探すにしても高速道路上、捜索範囲が大きすぎ、警察は動いてくれそうもない。
(近隣の保健所や、保護センターにはオーナーさんが連絡済。)
SAで張り紙をしてもらおうとお願いでたが、規則でできない事になっているらしい。
望みの綱は、首輪についている鑑札札と、連絡先の書いてあるネームプレートである。
なんとか、無事に戻ってきてほしい。
ただただそれを願うだけである。
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